Wolfram Workbench 1.1の新機能
以下は,このバージョンで加わった新機能の例です.
Mathematica Development Perspective
Mathematica Development Perspectiveが提供されるようになりました.これにより多くのビューにMathematica 開発オプションが加わります.
バージョン移行ツール
バージョン移行ツールにより,Mathematica 5.2と互換のコードをMathematica 6に最適化されたパフォーマンスに変換することができます.
Mathematica Search
Mathematica パターンを使ってソースファイルも検索できるようになりました.「Search」メニューの「Search」を選び,「Mathematica Search」タブを選択します.
パターン使った検索/置換
Mathematica パターンを使ってMathematica ソースファイル内の式を検索・置換することができます.Mathematica ソースファイル内で右クリックし,「Expression Find/Replace」を選びます.
Mathematica の警告
コードへの警告が,改行を乗算と取り違えて解釈してしまうエラーに対してして警告を発するようになり,拡張可能となりました.警告の対象となるパターンを定義し,メッセージを書き,修正パターンを作成することができます.この修正パターンには後でQuick Fixとしてアクセスできます.警告を追加・編集するためには,「Window」→「Preferences」→「Mathematica」→「Warnings/Fixes」を選びます.
エキスポートウィザード
アーカイブファイル,ファイルの場所,その他の任意の場所のどこであろうと,プロジェクトを配備するのに便利なエキスポートウィザードが装備されました.詳細はエキスポートページをご覧ください.
テストシステム
1回の起動で複数のテストファイルが起動できるテストパッケージにより,テストシステムが拡張されました.また,Expression Comparatorを使うことで,予測された式とは異なる出力式の部分を簡単に見付けることができるようになっています.Expression Comparatorを開くためには,失敗したテストを右クリックし,「Failure Compare」を選びます.
新しいQuick Fix
初期設定で指定してあるコード警告からの修正を使うことができる機能を含め,多数の新しいQuick Fixが加わりました.この他,Assign to local variable(局所変数への割当て),Extract to local variable(局所変数の抽出),Localize variable(変数の局所化)もあります.さらにQuick Fixは新しいWarning定義によりユーザ拡張可能となりました.
起動設定
J/Link プロジェクトの起動を設定する機能を始めとして,Wolfram Workbench の起動設定が向上しました.
GUIKit のアウトライン
GUIKit ソースファイルを編集する際のよりよいコードナビゲーションに,GUIKit ウィジェット用の特別なアウトラインが利用できるようになりました.
J/Link のサポート
J/Link のサポートにJ/Link プロジェクトウィザードが含まれ,Find DefinitionがJavaクラスの検索に使用できるようになりました.また,Mathematica ソースにJavaクラスがない場合は,エラーが表示されます.さらに,Mathematica およびJ/Link の複数起動も可能になり,両言語のデバッグが同時に実行できます.
Add/Remove Commentの切換え
コードにコメントを付けたり取り除いたりするキー操作が利用できるようになりました.
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