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ぴったりの遺伝子を検索
どの遺伝子探せばよいか,そしてそれがどこにあるのかを知ることは,今日私たちの手に負えないほぼ4千に及ぶ遺伝的疾患に潜む謎を解く第一歩であり,世界的に有名なヒトゲノム計画の主たる目的です.しかし,たとえ何を探せばよいかが分かったとしても,ある特定の遺伝子配列を探すために使われる従来の方法は,面倒なものです.パーキンエルマー社のアプライドバイオシステムズ部門の研究者は,Mathematica を使うことでその方法を大きく変えようとしています.
アプライドバイオシステムズの「7700 Sequence Detector」は,これまで可能だったダイナミックレンジよりもずっと広い範囲(従来のエンドポイント法の2桁に対して6桁)で既知の遺伝子配列を増幅し検出することができる,近い将来の利用が見込まれる最新鋭の機器です.また,これを使うことで,これまでの方法よりもずっと高速(数日ではなく数秒)で簡単に結果を検査することもできるようになります.
ソフトウェアグループのリーダーであるRay Lefebvre氏は,「7700 Sequence Detector」の開発において Mathematica はなくてはならない存在だと考えています.Lefebvre氏によると,蛍光スペクトルを解析するためのマルチコンポーネント解析技術の開発に,行列計算と操作の組込み関数が役に立ったということです.また Mathematica で一般的な計算の答をチェックすることもできたので,設計者は自分の計算が正しいかどうかを心配する必要がなくなりました.
「Mathematica は天才の作品です.Mathematica は私たちのプロトタイプ作成に大いに役立ちました.最初からすべてをCやC++でコード化しなければならなかったら,これほど速くプロジェクトを終えることはできなかったでしょう」とLefebvre氏は語っています.
使用された Mathematica の主な機能:
- 数値計算
- 記号計算--行列操作
- グラフィックス
- プログラミング
- ノートブック
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