テクノロジー
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| Q: |
gridMathematica は,Mathematica で行う計算と同じ計算を実行することができますか. |
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はい,できます.gridMathematica の主要コンポーネントは Mathematica なので,Mathematica のすべての機能にアクセスすることができます.また,gridMathematica には Mathematica にはない関数もいくつか含まれています.
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| Q: |
gridMathematica はどのような計算に最も適しているのか教えてください. |
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小さい部分に分割できる計算や多量の通信オーバーヘッドが生じない計算に最も適しています.その例として,乱数生成(モンテカルロ法など)や摂動問題のように同じ計算をいくつも実行すること,および,多数のパラメータ空間や異なる場合を単独で検索することが挙げられます.計算のスピードアップは,お使いの通信システムのスピードにより異なります.
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| Q: |
gridMathematica を使うと Mathematica で行う計算のすべてが速く実行できるのですか. |
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Mathematica のコマンドすべてが,部分に分割してグリッド全体に分散できる訳ではありません.Integrate,Solve, NDSolve等のコマンドは,1つのカーネルで評価しなければなりません.しかし,Map,Tableのように,それぞれについてParallelMap,ParallelTableといった並列計算用の同等のコマンドを持つものもあります.また,一連のコマンドを実行する必要がある場合は,1つのカーネルで1つ1つのコマンドを終了していくのを待つよりも,別々のカーネルから成るカーネルセットで各カーネルに1つのコマンドを割り当ててすべてを同時に実行した方がずっと速く実行することができます.ParallelEvaluateが,可能な場合には演算を自動的に並列化します.
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| Q: |
gridMathematica を使うと,Mathematica を使ったときと比べてプログラムをどの程度速く実行することができますか. |
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スピードアップの程度は,実行する計算の種類,アルゴリズムの効率,使用するハードウェアおよび通信の速度によって異なります.このような条件はその場その場で異なるため,すべての状況に当てはまるような数字を挙げることはできません.最高の場合,スピードアップは線形になります.つまり,CPUを倍にすると速度も倍になるということです.しかし,実際には通信遅延があったり,うまく並列化できない問題もあるため,線形とまではいきません.うまく書かれたプログラムを,通信遅延の低い高速ハードウェアで実行し,並列化がうまくいった場合は,線形のスピードアップも可能でしょう.
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| Q: |
アプリケーションパッケージをgridMathematica と一緒に使うことはできますか. |
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はい,使うことはできますが,1プロセスにつき1つのアプリケーションパッケージが必要です.
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| Q: |
gridMathematica をデータベースに接続することはできますか. |
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はい,接続できます.gridMathematica は Mathematica の汎用データベース接続に対する組込みサポートを利用します.
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| Q: |
gridMathematica はどのような種類のグリッドやクラスタ上で動作するのですか. |
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gridMathematica は Mathematica がサポートされている,すべてのプラットフォーム(マルチプロセサマシン,クラスタ,グリッドを含みます)上でサポートされます.グリッド上に複数のコンピュータがある場合は,各コンピュータがTCP/IPにより相互に通信できる必要があります.
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| Q: |
gridMathematica は,どのプラットフォームで64ビット処理をサポートするのですか. |
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gridMathematica はすべての主要プラットフォームでの64ビット処理をサポートします.詳細はサポートされるプラットフォームのページでご覧ください.
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| Q: |
gridMathematica のパフォーマンスオーバーヘッドは何ですか. |
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主なものとして,通信オーバヘッドがあります.これは,お使いのグリッドの通信構造に大きく依存します.共有メモリの並列マシンでは,分散メモリのネットワーク接続されたマシンよりも,通信オーバーヘッドがはるかに低下します.
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| Q: |
gridMathematica はMPIを使っていますか. |
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gridMathematica はMPIは使っていませんが,MPIの開発者が目標とした機能の多くを提供しています.gridMathematica は多種のクラスタ上で透過的に起動し,アーキテクチャの違いを隠す仮想計算モデルを提供します.しかし,メッセージングインターフェースは,各メッセージについての多量の追加情報およびメッセージヘッダの複雑なエンコード・デコードの必要性をなくすために,Mathematica カーネルとMathLink APIを介して通信する他のプログラムとの間の通信用に最適化されています.
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| Q: |
評価中にカーネルが動作しなくなったらどうなりますか. |
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カーネルが動作しなくなったら,gridMathematica により残りの処理を再分配する復旧策が取られます.これは,ネットワーク問題やソフトウェア問題により引き起され,動作しなくなったカーネルからの結果は保存されません.
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| Q: |
gridMathematica はプロセス数を多くした方が速く実行できますか. |
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速くなるかもしれませんが,スピードアップはお使いのアルゴリズムの効率性やネットワーク通信のスピードにもよります.
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| Q: |
gridMathematica はどの程度テストされているのですか. |
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Mathematica はWolfram Researchで広範に渡りテストされています.Mathematica には開発段階で毎週,ほぼ50万に及ぶ計算の既知の結果との比較を含む,一連の徹底的な手動および自動テスト(表,バグレポート,文書化された動作,その他のWolfram Research作成のテスト)が行われています.
その上,さまざまな方法で多数の問題が解けるという Mathematica の機能により,システム内部での自己チェックも可能となっています.
このような理由で,Mathematica は最も信頼できる正確な答を返す技術システムとして知られているのです.gridMathematica は主要コンポーネントとして Mathematica を使用しているため,gridMathematica と Mathematica の機能性は同程度テストされていると言えます.
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| Q: |
gridMathematica はMyrinet,Infiniband,Quadraticsを使ったグリッドでも動作しますか. |
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はい,動作します.これらのテクノロジーでは,gridMathematica が動作するために必要な通信サービスを提供するTCP/IPが使えます.
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| Q: |
gridMathematica とParallel Computing Toolkit にはどのような関係があるのですか. |
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gridMathematica は Network Mathematica と Parallel Computing Toolkit を同梱したものなので,Mathematica をまだインストールされていない方にも完全なソリューションを提供します.Parallel Computing Toolkit は,Mathematica あるいは Network Mathematica での並列計算を可能にするアプリケーションパッケージです.このパッケージを使うためには,Mathematica あるいは Network Mathematica がインストールされていなければなりません.
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配備と管理
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| Q: |
効果的に操作するためには,いくつのgridMathematica インクリメントを購入すればよいのでしょうか. |
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gridMathematica はある特定数のプロセスが利用可能であるということを想定しないという点で,きわめて柔軟です.並列処理プログラムの開発者は,通常自分の環境に合ったコードを書きます.8ノードのクラスタにアクセスする開発者は,その数のノードを使用するコードが書けます.大規模のクラスタでも同様のことが言えます.RemoteEvaluateのような高レベルのコマンドを使うと,プログラマーは指定された評価をどのノードに送るかを手動で指定することができます.これに対して,ParallelMapはノードの数に関係なく,自動的に式を他の式のリスト上に並列にマップします.プログラマーが使う方法により,いくつのノードが望ましいかが決まります.
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| Q: |
gridMathematica で使用されているネットワークのセキュリティモデルは何ですか. |
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gridMathematica はセキュリティモデルを実装していません.しかし,SSHのようなメカニズムを使うと,そのメカニズムの持つセキュリティモデルを使用する通信を設定することはできます.この設定方法は,プラットフォームによって異なります.
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| Q: |
gridMathematica は MathLM,MonitorLM と共に使うことができますか. |
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gridMathematica にはWolfram Researchが提供するライセンスマネージャ MathLM が付属しています.MonitorLM も提供されており,これを使うと管理者がライセンスマネージャの活動を監視することができます.どちらのアプリケーションもgridMathematica と問題なく動作します.
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| Q: |
MathLM 専用のコンピュータが1台必要でしょうか. |
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クラスタとの通信ができるコンピュータであればどれでも MathLM の起動に使えます.しかし,そのマシンはgridMathematica ライセンスでカバーされたマシンにのみパスワードを配給できるものでなければなりません.別の Mathematica ライセンスでカバーされているマシンにパスワードを配給するためには使えません.
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| Q: |
各ノードに Mathematica をインストールする必要がありますか. |
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その必要はありません.Mathematica にはクラスタにあるすべてのノードからアクセスできなければなりませんが,各ノードに Mathematica をインストールする方法でも,各ノードが Mathematica へアクセスできるようにするファイルサーバを使って Mathematica を共有する方法でも構いません.
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ライセンス
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| Q: |
gridMathematica では,どのようにライセンスが扱われるのですか. |
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Network Mathematica と同様に,gridMathematica も Mathematica ネットワークプロセスの制御・分配にはWolfram Researchのライセンス管理ツールであるMathLM を使用します.つまり,クラスタの各ノードに別々のパスワードは必要ないのです.MathLM は一旦起動すると,クラスタ上のマシンすべてにパスワードを自動的に配給します.gridMathematica は8プロセスを1インクリメントとしてご購入いただけます.MathLM はいくつのインクリメントが購入されているかによって,クラスタ上でその数のプロセス数まで扱うことができます.例えば,2インクリメントのgridMathematica では,16までの別々の Mathematica プロセスを提供します.MathLM は上限16のパスワードを自動的に配給することができます.
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| Q: |
現在の購入プログラムにgridMathematica を加えることはできますか. |
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はい,できます.
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| Q: |
現在 Mathematica を持っていますが,gridMathematica にアップグレードすることは可能でしょうか. |
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はい,できます.詳細はWolfram Research,あるいはお近くの正規販売代理店までお問い合せください. |
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| Q: |
gridMathematica と Network Mathematica のライセンスキーは共有できるのですか. |
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いいえ,共有できません.gridMathematica のライセンスキーは Network Mathematica のライセンスキーとは異なります.
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| Q: |
Mathematica のアプリケーションパッケージをgridMathematica で使うことはできますか. |
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使うことはできますが,グリッドの各ノードに1つずつアプリケーションパッケージを購入する必要があります.
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| Q: |
何人のユーザが同時にクラスタを使うことができるのですか. |
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各gridMathematica には1つの制御プロセスが付属しています.すなわち,1つのgridMathematica が使えるのは1人のユーザということです.
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| Q: |
私は学生ですが,どのようにしたらgridMathematica が入手できるのでしょうか. |
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gridMathematica には学生価格はありません.しかし,ご所属の学校にアクセス可能なgridMathematica ライセンスがあるかもしれないので,お尋ねになることをお勧めします.
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| Q: |
gridMathematica の以前のバージョンを持っている場合,最新版にアップグレードすることができるのでしょうか. |
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現在は,gridMathematica の以前のバージョンからアップグレードすることができます.詳細はWolfram Researchまたはお近くの販売代理店までお問い合せください.
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| Q: |
gridMathematica と Parallel Computing Toolkit のどちらを購入したらよいのか分からないのですが. |
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gridMathematica は現在 Mathematica をお持ちでない方を対象とした製品なので,Mathematica をはじめ,必要なものがすべて含まれています.Network Mathematica をお持ちの方の場合,必要となるのは Parallel Computing Toolkit のネットワークライセンスだけです.gridMathematica は,既存のライセンスに専用の並列プログラミング機能を加えたいとお考えの組織にも適しています.
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サポートとトレーニング
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| Q: |
Wolfram ResearchはgridMathematica のサービス契約を提供していますか. |
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はい.gridMathematica には Premier Service がご利用いただけます.
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| Q: |
gridMathematica のコンサルティングを利用することはできますか. |
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はい,ご利用になれます.詳細および連絡先は,認定 Mathematica コンサルタントのリストをご覧ください.
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| Q: |
Wolfram ResearchではgridMathematica のトレーニングを開講していますか. |
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はい.現在,Mathematica およびgridMathematica を使った並列計算に興味のある方向けのコースには,M225: Grid Computing with MathematicaとM245: Parallel Computationがあります.この他にも,一般的な Mathematica のプログラミングや使用についてのコースが多数あります.
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